2010 June

Paris

 
 
アート・ディレクターのB氏の御宅にディナーに伺う。日本でも随分いろいろなところにご一緒しているけれど、美味しいものを頂くのも作るのも大好きな方で、どこへお連れしても大変喜んで下さるので、ご案内のし甲斐もあるというもの。京都は「NISHIKIの市」や築地市場でプロ用の道具を購入、パリのキッチンでしっかり使いこなされている。サーモンのミキュイ(半生)のテリーヌはハーブの香りがいっぱい!子牛と春野菜の蒸し物は粗塩で頂く。アンティチョークの蒸し加減も素晴らしく、ミレジムのシャンパンとの相性もぴったり。外はワールドカップのフランスの初戦で盛り上がっているようで遠い歓声も季節を感じる。

 

Paris

 
 
 
パリに居るとなかなか美味しいお豆腐には出会えない。そんな折、友人の建築家から「是非食べてみて!」と絹ごしのお豆腐を頂く。早速美味しいお味噌でおみおつけを。ネギの代わりはシブレットと言うハーブ。お豆腐はスプーンで大きくすくって、さながらお豆腐の味噌煮?和食って本当に体に良いものばかりだわ・・・。

 

Paris

 
 
いつものホームのイタリアン、あまりの予約の大変さに友人たちと行くことはなかなか出来ない。中学時代からの友人は3回目のパリ赴任。何とか一緒に行きたいと珍しく前々から予約!アンティパスはオーソドックスな、でも最高に美味しい生ハム。そして、オーナーのお心使 いでまるでミルクのようなモッツァレラ。カラスミの手打ちパスタとイカスミのリゾット。サフランとペコリーノチーズのリゾットも極上。きりっと冷えたスプ マンテで、何だか同窓会のよう・・・。

 

Paris

 
 
 
美味しいのもを頂くことは人生でとても大切・・・と真剣に思っている私。やはり「類は友をよぶ」のかしら?頂きものもマニアックな「食材」の事が多くて、とても嬉しい。コレはなんと「厚揚げ」、チャイナタウンで見つけた絶品物とか。早速、韓国風の炒め物、チャプチェを作る。韓国旅行に行って以来、韓国料理のバリエーションの豊富さに感激して、自分なりのアレンジで再現するのもとても楽しい。

 

Paris

   
 
 
久しぶりにいつものビストロに。オーナーから「絶対コレを食べなさい・・・」と。「鴨のコンフィ」はフランスのビストロの定番メニュウだけれど、骨付きのポークのコンフィは初めて頂く。ハチミツのソースとの組み合わせも素晴らしくて、やっぱりビストロって大好き!

 

Paris

   
 
 
パリのカフェは、もちろん「カフェ」を頂くところではあるけれど、お勉強から打ち合わせ、秘密のお喋りまで、とにかく早朝から深夜まで、何かと言えば「カフェでは話しましょう」と。レストランに行くほどでもないけれど・・・という時にカフェのカウンターで軽いオープンサンドを頂いたりするのもパリらしくてとても好き。ポワラーヌのパンにローストビーフやグリエールチーズを乗せてさっとグリルしたタルティーヌ、今晩もアトリエでもうひとがんばりしましょう・・・。

 

Paris

 
 
日本から医学のドクターでいらしているK嬢の御宅のお招き頂く。いつも美味しいものをご一緒するたびに、お料理のお話は尽きない私たち。アミューズ・ブーシュの美しいお野菜は「和」の味。そしてモワルの入った極上のポトフが前菜。ルビーのような絶妙の焼き加減のローストビーフ。ソースもさっぱりしていてお野菜の歯ごたえがやはり私たち好み。チーズは小ぶりのエポワス・・・。全てにとても丁寧なお料理でお心のこもったおもてなしに感激して・・・沢山頂いてしまう!また、是非よんで下さいね・・・。

 

Paris

 
 
 
パリの6月はお天気も安定していてとても美しいけれど、今年は何だかとても暑い。暑くなるとクーラーのないパリはなかなか辛く、ビストロも風の吹くテラス席を確保しなければ・・・。頂くものもやはり初夏らしく軽いメニュウの軽めのワイン。ポワローネギの白ワイン煮には冷えたリースリングがぴったり。小エビに見えるのは実はザリガニ。小ぶりなのに味が濃厚でアボカドと共に。

 

Paris

 
 
 
週末の朝は、まずはマルシェへ。新鮮な季節の野菜を大きなお鍋で水煮に。
とにかくスグにおなかが空いてしまう上に甘いものを頂かないので、おやつにもさっと頂ける
「野菜スープ」がいつも準備してある。ポーチドエッグを落として朝食にも・・・。
急いでいる朝はこんなマグで!

 

Paris

 
 
 
パリに居ると鴨を頂く事が多いけれど、なかなか美味しい「鴨」にめぐり合わない。「さくらんぼと煮込んだ鴨」、「グリルにハチミツのソースの鴨」とココのところ鴨にはついている?甘いソースと合うのは「トゥール・ダルジャンのオレンジソース」で証明済・・・。

 

Paris

   
 
 
Plats index
友人のロフトに素晴らしいピアノが入ったので、日曜日の夜にピアノを聴きに伺う。人数も多いし、私の友人はお料理上手ばかりなので、いろいろ持って行きましょう!と。厚めに切った生ハムとモッツレラ、そしてアンティチョークのマリネ、具沢山のチャーハン、クロワッサンのプチサンドイッチ、とつまみながらロゼワインを頂き、ピアノの調べ。そして長いお付き合いの友人。こういう夜を心が温まります。
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